年末年始のご飯を振り返る 2020-2021

自分が親となり家庭を築いて10年以上になるが、毎年、年末年始のおせち & ご飯をどうすべきか試行錯誤している。今回の年末年始ご飯を記憶が新しいうちに記録しておこうと思う。

 

晦日

■朝昼兼用➡年越し蕎麦(外食)

■年越し夜ご飯➡予約しておいた寿司(お持ち帰り) &  手作りおせち全体の1割

 

思えば実家に居た頃から長年、私および実家の家族は、年越し蕎麦を随分ないがしろにしてきた。

大抵は大みそかの深夜、あと少しで年が変わるという間際になって、年越し蕎麦をまだ食べていなかった事実に気付く。大晦日のちょっと豪華な夕飯を終え「もう何も腹には入りません」という満腹状態にも関わらず、年越しそばをまだ食べていないという事実に気づいたが最後、完全に義務感だけで蕎麦を作り、無理矢理食べる➡年越しそばを作って食べるという一連の作業でバタバタしている間にいつの間にか年越し、という愚行を、本当に長い間、毎年のように繰り返していた。 

この習慣から脱するため、我が家では、数年前に、年越し蕎麦は大晦日の昼に店で食べる、という掟を導入した。子どもたちを連れだしての外食が、ぎりぎり苦にならなくなった頃にこの掟を導入して以来、毎年、このルーティーンは続いている。

今は子どもたちも大きくなり、店で蕎麦を食べる、という行為は非常になんでもない楽ちんな行事になったが、目下の悩みは「食べ盛りの子供と一緒に外食すると、ついつい食べ過ぎてしまう」ということ。今年は店に入った瞬間、家族全員、その場のノリでつい、蕎麦に揚げものをトッピングしてしまった。(特に夫と子供二人。)おかげで「笑ってはいけない」が始まり夕食時間となっても、家族全員それほどお腹が空いていないが、まあとりあえず夕食を食べよう、というようなテンション低めの夕食となってしまった。来年からは、年越しそばのトッピングは「わかめ」もしくは「きつね」程度にとどめたい。おせちは例年通り、30日、31日の二日で手作りした。おせちは一般的なおせちの献立、筑前煮、唐揚げが我が家の定番。半分は近所の義両親におすそ分け。深夜にテレビを見ながらハーゲンダッツのアイスを食べた。

元旦 

朝 昼 夜 ➡残りものの寿司、おせち、雑煮 

 

晦日の夜に残ったお寿司は朝のうちに消費。あとは一日中ひたすらおせちとお雑煮を食べた。子供達が小さい頃は殆ど食べ無かったおせちだが、成長とともにだんだん食べられるようになってきた。子供達に人気だったのは、栗きんとん(手作り)、ローストビーフ(市販品)、チーズとサーモンのテリーヌ(市販品)。かまぼこは人気が無かったので、来年は、かまぼこの量を減らした上で、かまぼこにチーズを挟むとか工夫したい。かまぼこと言えば、今年は、普通の安価なかまぼこ、正月用高級かまぼこ、両方切って食べ比べてみたが違いは分からなかった。あと、田作と伊達巻を手作りし、黒豆も水煮から味付けしたが、家族には人気が無かった。伊達巻は作るのが楽しいので来年も手作りするつもりだが、田作は、作っている最中全くトキメキが無いので来年は市販品を買おうと思う。黒豆は完成品と間違えて水煮を買ってしまったが、火の通った水煮を甘くするのは簡単だった。雑煮は家族みんなの大好物で、ここ数年、正月の一カ月くらい前からフライングして食べ続けている。したがって雑煮は我が家では正月の特別な料理ではなく「いつもの汁物」となっている。余談だが、おせちに欠かせない海老、モランボンのエビマヨソース使うと調理が簡単で失敗も無く良かった。ジェーンスーさんのラジオで知った、紅白なますと唐揚げの南蛮漬けをやってみたら美味だった。

一月二日

朝 ピザトースト

昼 夜 おせち、雑煮、冷凍パスタ

 

おせちに飽きた頃にピザトーストと冷凍パスタ投入。大晦日から基本的にずっとお腹が空かないので、ケンタッキーとかピザを買う気も起こらず、ピザトーストとか冷凍パスタのシェアぐらいがちょうど良かった。冷凍ポテト🍟もスタンバイしてたけど、食べる気が起きず。おせちはこの日で完食。

 

一月三日

朝 昼 夜 ➡ おせち完食 ファミマでいろいろ買って食べる 

 

コンビニ食品を料理人が辛口評価するテレビ番組が面白かったので、一番おいしそうだったファミマに行き、あれこれ買い込んだ。我が家からはファミマが少し遠いため、ファミマの食品はあまり食べたことが無い。結論から言うと、コロッケ&チキンは、ローソンやセブンよりも、ファミマが一番おいしいと思った。ファミチキはケンタッキーにひけを取らないおいしさだった。

 

全体を振り返って

  • 正月用にお菓子やフライドポテトなど、かなり多めに買い込んだが、毎食ご飯を「もう入りません」というレベルで食べたので、間食する余地が殆ど無かった。
  • 正月三が日のどこかで洋食を入れると、気分が変わって良い。
  • おせちは定番メニューにこだわらず、洋っぽいメニューを含め、もうちょっと柔軟に献立を考えていきたい。
  • いつか既製品のおせちも食べてみたい。