ジェーンスーと堀井美香のオーバーザサン(Over the sun)が面白い

46歳になりました

もともと筆不精&出不精&コミュ障という「三大SHOW(さんだいしょう)」なワタクシ。コロナの流行が始まったのを良いことに、ほとんど人に会わず、家に引きこもってテレワークばかりしている間に、46歳になってしまいました。40歳で再就職した時には「私はこれからは、平日の日中、子どもの顏を見ることは無いのだろう」と思い感傷的になったもんですが、当時はまさか、46歳の自分が連日引きこもりの日々を送り、子どもたちに「おかえり」とか「テスト前なんだからもっと勉強しろ」とか毎日言えるようになりウザがられるとは想像していませんでした。人生何が起こるか本当にわからないものです。

そんな私が、誰かに「46歳になった感想を一言」と求められたら、ずばり「とうとう46歳になってしまった。あきらめの境地。」と答えるでしょう。これまで「アラフォー」などと言ってギリギリ「中高年だけどその中では、いちおう一番若い方」と「なんとかギリギリ若い方」という自意識があったのですが、46歳という年齢はそんな自意識をを根こそぎ奪い取っていきました。これまでは絶対に避けてきた、中高年女性が自分自身を呼ぶ呼称「おばちゃん」「おばさん」も、さすがにそろそろ使っても良いのではないか、いや、そんな生易しいことを言っている場合では無く、むしろ「私は自分の年齢について客観的にしっかり受け止めていますよ」と対外的にアピールするためにも、もはや積極的に使うべきではないだろうか、そんな気すら起こっています。

今、おばさんの入り口界隈でホットな案件

そんな私±10歳近辺のおばさん(及びおじさん)界隈で、今、猛烈にホットな話題は何かといえば、ずばり、Over the sun (オーバーザサン)というポッドキャスト番組です。

podcasts.apple.com

余談ですが私は15年ぐらい前から、ポッドキャストのいろんな番組を聞くのが大好きで、乳幼児育児の合間に ipodポッドキャストを聞く時間が癒しの時間でした。今ではポッドキャストapple だけではなく、Amazon musicgoogle podcast でも聞くことができます。(ちなみに私は今はAmazon music で聞いてます。)

Over the sun のパーソナリティ―は、未婚のプロというキャッチ―な肩書でお馴染みのジェーン・スーさん&TBSアナウンサー堀井美香さん。(おふたりともアラフィフの仲良しコンビです。)

この番組の出だしの決まり文句は「みなさん、今週もよくぞよくぞ金曜日にたどりつきました」なのですが、この決まり文句だけでなんだかぐっときませんか?

「この番組、私が求めていることを言ってくれる番組かも。なんか面白そう。」って思いますよね。で、実際に聞いてみるとその通りなんです。スーさん&ミカさんは、私たちの凝り固まったところを探り当ててしっかりほぐしてくれる熟練のマッサージ師のように、私たちの疲れた心を温かく楽しく癒してくれるお喋りをしてくれます。それも決して押しつけがましく無く、説教じみても無く、本当に自然体。ファンがどんどん増えているのも頷けます。

 

↓公式 twitter アカウント。フォロワーがどんどん増えている。

twitter.com

 

これはちょっと考えすぎかもしれませんが、もしスーさんミカさんが40代前半の「おばさん自認ビギナー」だったら、こんな風に話すことは難しかったかもしれない、ある程度「おばさん自認者」として年を重ね余裕が生まれたアラフィフだからこそ、堅苦しくなく押しつけがましく無く、楽しく人を癒し励ますトークができているのかもしれないな、と思ったりします。そう考えるとアラフィフになるのも悪いことばかりではないのだな、とも思います。

↓スーさんミカさんのおススメ書籍

 

46歳になって今一番したいこと

今日は仕事を休んで「今自分は何が一番したいのだろう」と考えていてふと思いついたのですが、今一番したい(というか絶対にしなきゃいけない)のは喪服を買うことかもしれないなぁとふと思いました。今、私が保管している喪服は実は20代にデパートの喪服コーナーで購入したもの。もともと喪服を着なくてはいけないシチュエーションなんで5年に1回ぐらいしか無いし、体型があまり変わっていないのを良いことに、この年まで「喪服を買いなおす」という行為を全く行わないで今に至ってしまいました。この次に弔辞があった時、さすがに20代に買った喪服を着るのは無いよなー。今年は何としても、「真正おばちゃんになったよ記念」で大人の喪服を買いに行きたいと思っています。