インコとキャンプに行きました
久しぶりの投稿です。
この夏は2泊3日でインコ同伴キャンプに行ってきました。
インコ同伴キャンプに踏み切るまでは、結構悩みました。
なぜなら、インコを外に連れ出すのは正直とても危険。
家の外に連れ出す=インコがケージから出てしまえば即ロスト
だからです。
実際に
■ 日光浴中に、インコがケージの入口を自分で開けてしまい、ロスト
■ 動物病院への移動中に、キャリーの上下が外れてしまい、ロスト
といった話は、Twitter などで良く出てきます。
そんなわけでインコ同伴キャンプは出来れば避けたかったのですが
近隣にインコを預けられる先が無く
かといって
子ども達とのキャンプもあきらめたくない
(ひょっとして今回が最後かも。。)
そんなわけで、今回は腹をくくり、できる限りのロスト対策をしたうえで、インコ同伴キャンプに挑みました
今日はその経験について記録しておきたいと思います。
なお、インコ同伴キャンプについては、賛否両論あるかと思いますが、私の経験から言うと
インコ同伴キャンプ、やってみて良かったです。
特に、インコと外泊は災害時の避難訓練にもなりますので、一度試してみる価値はあるなと思いました。
インコ同伴キャンプで使ったアイテム
移動用キャリー
キャンプに行く時は、だいたい、車の中はキャンプ道具でいっぱいですよね。キャンプ道具を全て積み込むと、家で普段使っている鳥かごを入れるスペースはもう残っていないと思います。
そこで我が家は、キャンプの数か月前に移動用キャリーを購入し、放鳥中、インコの近くに置いたりして、徐々に馴らしていきっました。
移動用キャリーはキャンプの時だけでなく、病院への移動、災害時の避難にも役に立つので、1個買っておいて損はないと思います。
移動用ケージは、写真を見ていただければわかりますが、上下が外れる構造になっています。そこで移動の際は、必ずキャリーにベルトを巻いて、上下が外れないようにします。
また、インコが出ていく可能性のある餌投入口、出入り口は全てナスカンをつけました。
タケノコテント
タケノコテントは床から天井まで全て覆われているため、窓や入口さえしっかり閉じてしまえば、インコが逃げ出す隙間がありません。YouTube などの動画でも、インコ同伴キャンプの人はタケノコテントの使用率が高いです。
もちろん放鳥中に、うっかり窓や入口を開けてしまうと、即ロストにつながります。放鳥中は、家族(キャンプ参加者)全員が、今、放鳥中であることを理解し、窓や入口の開け閉めに十分に気を付ける必要があります。
一人用蚊帳
我が家は用心の上に用心を重ね、タケノコテントでの放鳥は行わず、放鳥はタケノコテントの中の蚊帳で行いました。
一人用蚊帳、インコとのキャンプに使ってみて思ったのですが、災害避難の時には、かなり役立つと思いました。ケージの掃除、餌の取り換え、キャリーからケージへの移動など、蚊帳の中で行うと格段に安全です。買ってみて良かったと思います。
結束バンド&ハサミ
我が家のキャンプでは、普段使っている40サイズケージを畳んで車に積んでキャンプ場まで持っていき、キャンプ場でケージを組み立て、キャリーからケージにインコを移しました。
万が一、組み立てが甘かくケージが外れると即ロストにつながるため、キャンプ場で組み立てたケージは、つなぎ目部分をすべて結束バンドで補強しました。
最後に
インコをキャンプに連れて行くのは初めての経験でしたが、いつも一緒に暮らしているインコと離れることなくキャンプを堪能できたのは本当に良かったです。
インコ同伴だと、キャンプ中の外食や散策は難しいですが、テントサイトから出れないと決まったら、思う存分、テントやタープの下で、インコの声を聞きながら本を読んだりコーヒーを飲んだり、ゆっくりのんびりできて、それはそれでとても幸せでした。ちなみに我が家のインコは、普段、静かな室内に居ることが多いので、強めの風とか、キャンプ設営の物音でびっくりしてしまうことがありました。外で過ごすよりは、テントの中に居る方が落ち着いていたと思います。
追記
2023年8月にもインコ同伴キャンプ2泊3日を決行し、無事、インコたちをロストすることなく帰宅しました。以下、インコとキャンプに行く際の注意点です。
インコとキャンプをする際の注意点
●ケージ開閉部分は全てナスカンを付ける。
●ケージ下部が外れないようケージにぐるっとベルト巻く。
●組立て式ケージの接続部分は全て結束バンドで補強
●常にケージの傍に誰かが居るようにする。(野良猫対策)
●餌替え掃除はテントの中の蚊帳で行う。
●夜、気温が大幅に下がるような場所に行く際は防寒対策をする。
●大好きな餌を多めに持って行く。(慣れない場所だと食欲が落ちるため)