【更新】夫→家計収入の確保が義務 妻→日々の家事育児を休まずまわすのが義務 搾取されてるのはどっちだ問題

フルタイムで働くワーママ、うみっくすです。

 

本日のお題は、夫と妻、家族に搾取されているのはどっちなのか、という問題です

さあ行ってみよー!

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夫と妻、それぞれが持っている不公平感

 
妻が持っている不公平感

 

以前、私はこんなツイートをしました。

 

夫は毎日独身時代と変わらない時間に起床しているにも関わらず、妻である私は、家事をするために毎日やむなく早起きをしている。これは不公平だ、と言っているわけです。

 

夫が持っている不公平感

 

では一方で男性はどう思っているのでしょう?

家族のある男は、どんなに仕事が嫌でも、定年までずっと働いて家族のために生活費を稼がなくてはならない。女は出産とか子育てとか、理由をつけて仕事をやめることができるが、男にはできない。これは不公平だ


うーん。。。これはこれで、的を得ているような。。
 

理想的な夫婦のあり方とは?

私は、

  • 夫婦で収入がほぼ同じ。夫婦が平等に生活費を負担。
  • 家計・家事分担は話し合いにより、夫婦で平等に折半。 

本来これが理想だと思います。実際そのようなシチュエーションで生活しているご夫婦もたくさん居るのでは。しかし、現実的には、そのような理想形夫婦は少数派のようです。

 

実際に多くの夫婦は、役割を分担している

 

多くの夫婦は、片方が収入確保担当、片方が家事育児担当と、分業制を取っています。例えばこんな感じ。

 

  • 妻は仕事場での評価向上・出世をあきらめ、時短勤務や定時退社をして家事育児をまわす。
  • 夫はどちらかというと仕事優先の生活をし、残業もする。家事育児はあまりできなくなるが、代わりに家計に責任を持つ。

 

さあこれで収入&家事育児を両立させなくちゃあいけない問題はひとまず解決です。そして、多くの夫婦がこのような役割分担を決断するに至った背景としては、以下のような社会事情も潜んでいます。

 

  • 夫婦で収入に格差がある
    (夫の労働単価が高いので、夫のほうが効率的に稼げる)
  • そもそも毎日定時に帰ることが、社員として異常 
    (毎日定時帰宅=会社での評価が下がる)

 

このような背景から考えると、役割分担の決断は、非常に理論的かつ合理的な判断だといえます。

しかし、このような決断を下した夫婦の心の中には、お互いにもやっとしたものが残るのです。。。

 

 

妻は連日、仕事時間の他に数時間の家事を一人でこなすことに。

土日も平日できなかった家事や習い事送迎でバタバタ。。やるべきことに追われない日が無い。。


もともと会社で働くのが好きで評価されていた場合、仕事が思い切りできない、というストレスも抱えます。

 

 

一方夫は、家計収入の確保が人生において最大の優先事項となります。

収入が低くても良いので好きな仕事をする、とか、健康や趣味のために、仕事の時間を減らす、という選択肢が非常に取りづらくなるのです。

自分は白髪の老人となるまで、一生、家族の働き蜂として、辛い仕事を長時間我慢して続けなくてはならないのだろうか。

 

妻が忙しくて常に不機嫌なのも、ストレスになります。

 

 

さあ、この状態で本当に搾取されているのは、夫と妻、どっちだと思いますか?

 

 

答えは、人によって異なると思いますが

私は

 

どちらでも無い。

ただ、どちらもしんどい。

 

と思います。

 

 

自分と立場が異なる、相手の気持ちに立って考えること。

全てはそこから始まるのでは無いでしょうか。