初心者だけどピアノを弾きたい方へ。本や教材、動画で独学でも十分ピアノは上達します。
ピアノはあなたの人生を確実に豊かにします。
私は小さい頃ピアノを習っていたのですが、
大人になってから「ピアノの森」を見て、ピアノを独学で再開しました。
仕事や家事でストレスを抱えつつも、慌ただしく忙しい日々を過ごす私に、ピアノは大きな安らぎを与えてくれました。
ピアノは、あなたが幸せな時もつらい時も、いつでもあなたの心に寄り添ってくれます。楽しい気持ち、悲しい気持ち、嬉しい気持ち、寂しい気持ち。ピアノはあなたのどんな気持ちも、受け取ってくれます。
ピアノを始めたいなら、まずは独学からがおすすめ。
初心者だけどピアノを弾きたいと思っているあなたへ。
→楽器を演奏したことは一度も無いけれど、ピアノを始めたい。
こんな大人は、まずは独学から始めることをおススメします。
正しい技術を身に付けるためには、プロからレッスンを受ける必要がありますが、大人が趣味でピアノを弾くぶんには、独学から始めるのでOKです。
これは、ピアノだけでは無く、他の楽器演奏やバレエなどにもあてはまることですが、あらゆる芸術は、子供の頃から高度な英才教育を受けてきた、特別な人たちだけのものではありません。子供の頃から音楽の専門的な教育を受けていなくても、どんな人でも、ピアノが好きであれば、自分ができる範囲で、何歳からでも自由にピアノを楽しむ権利があるのです。
今は、初心者でも、楽譜が読めなくても、歳をとっていても、プロ級の曲を弾けるようになる時代です
みなさんは、徳永義昭さんという方をご存知でしょうか?
徳永さんは49歳から、ピアノ経験ゼロ・楽譜が読めない状態で、リストの「ラ・カンパネラ」という、たいへん難しい曲の練習を始め、数年後、コンクールやステージで演奏ができるまでになりました。 リストの「ラ・カンパネラ」は音大に行くようなピアニストが挑戦する難曲のひとつです。徳永さんの奥様は、ピアノを教える立場のピアノ講師ですが、「ラ・カンパネラ」は弾くことができず、挫折したそうです。
つまり、徳永さんは奥さんに「ラ・カンパネラ」を教わったわけではなく、独学でマスターされたのです。
徳永さんのように、今は楽譜が読めなくても、歳を経てからピアノを始めても、わりと難しい曲が弾けるようになる時代です。
Youtube では、超ゆっくりテンポで名曲の演奏を見ることができます。したがって、楽譜が読めなくても、いきなり難しい曲にチャレンジすることが可能です。 徳永さんもYoutube でゆっくりテンポの演奏を見て、指使いを学んだそうです。
ゆっくりテンポの演奏といえば、Janeさんの動画が大変おすすめです。
このような動画のおかげで、私自身も、ピアノのレッスンを受けていた小・中学校時代より、40歳を超えた今のほうが、ずっと難しい曲を弾いています。
練習の仕方としては、最初は超スローテンポでゆーーーっくり弾いていき、それからちょっとずつスピードを速めていく、というのが王道です。この方法ならだれでも上手になります。そのためにメトロノームは必須アイテムといえます。昔ながらのアナログメトロノームではなく、デジタルのメトロノームが断然便利です。
ハノンはとりあえずやっておこう
小さい子どもから大人まで、ピアノを習う人誰もが取り組む基礎練習があります。それが「ハノン」という指の練習教本です。
ピアノを独学で練習していると、どこかで「指が思うように動かない!」という壁にぶちあたるのですが、そんな時はハノンを練習すると道が開けてきます。ちなみにハノンの曲はこんなのです。
AMAZONや「ぷりんと楽譜」で楽譜を調達しよう
家にピアノがあり、楽譜や動画を自分で調達できるのであれば、ピアノにはお金が殆どかかりません。楽譜代ぐらいです。
楽譜はAMAZONや楽器店で購入することができます。こんな初心者向け楽譜もあります。
また、ヤマハさんが運営している「ぷりんと楽譜」というサイトでは、弾きたい曲、1曲だけの楽譜を購入することができます。楽譜は購入直後にダウンロードできますので配送されるのを待つ必要がありません。
「ぷりんと楽譜」さんの素晴らしいところは、1つの楽曲について、初心者向け・中級者向け・上級者向けといった具合に、難易度別に複数の楽譜を用意しているところです。例えば、徳永さんが弾いていた「ラ・カンパネラ」についてもピアノを始めたばかりの入門者向け楽譜があります。
また、プリント楽譜のサイトにでは、実際の演奏動画も掲載されていますので、楽譜を見ながら演奏を確認することができます。
昔ピアノをやっていたので、簡単な楽譜なら読める、という方は、まずは「ぷりんと楽譜」で自分が弾きたい曲を1曲だけ買ってみる、というのがおススメです。ポップスや演歌、アニメ主題歌などの楽譜も充実していますので、自分の弾きたい曲を見つけることができます。我が家でも、子供たちが何か弾きたいという時は、「プリント楽譜」で楽譜を買っています。
ショパンを弾きたい初心者の方にはこんな楽譜も。
初心者におススメのジャズピアノ楽譜については、こちらで解説しているので、ジャズを弾きたいという人は参考にしてみてください。
楽譜記号辞典もおススメ
楽譜には音符、指番号のほかに、いろんな記号が書いてあります。音を大きくする場所には、フォルテ(f)の記号が表示されていますし、小さくする場所にはピアノ(p)という記号が書いてあります。その他、たくさんの記号がありますので、記号辞典が手元にあると、ピアノに座ったまま携帯不要で調べられますので、とても便利です。(インターネットで検索するよりも断然早いです。
子供の頃はインターネットも、こんな本も無かったので、記号の意味はいちいち全部ピアノの先生に教わっていました。今は便利な世の中になりました。
楽譜が読めない方は通信教育もあります
しかし、そもそも何を弾いて良いかがわからない、楽譜が読めない・選べない、という方には、こんな教材もあります。
- 音大合格者を指導している、大人気のピアノ講師・海野先生が指導
- 「交響曲第九番」「別れの曲」などの名曲が弾けるようになる
- 音楽経験無し・楽譜を読めない人にした教材
- 受講者5000人突破。80歳以上でも弾けるようになる
ピアノのレッスンを受けるのも上達の近道です
独学でピアノを弾いてみて、やっぱり習いに行きたい、と思ったら、いろんなピアノ教室の無料体験を受けてみても良いかと思います。ピアノの先生も仕事仲間や友達と一緒で「性格が合う・合わない」がありますので、複数の先生の体験を受けてみて、一番しっくりくる先生を選ぶと良いかと思います。
例えばBee ミュージックスクールさんでも無料体験レッスンをされています。
Beeミュージックスクールの【ピアノスクール】無料レッスン体験募集
Beeミュージックスクールさんは、2020年5月からオンラインレッスンを開始しました。外出せず自宅でレッスンを受けることが可能です。
ピアノはあなたの一生の親友となります。私が保証しますよ!