あなたはすとぷりを知っていますか?すとぷりファンの娘は、30年前聖飢魔IIファンだった母がやっていたのと全く同じことをしている。

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すとぷりとは何ぞや?

 

有名人はテレビに出ているものと思ってきた我々40代には知る由も無い話ですが、今ローティーンの間ですとぷりという歌い手グループが絶賛大流行しております。

どのくらい流行っているかというと、中学生女子集団に向かって石を投げれば、間違いなくすとぷりーなさん(すとぷりファンのこと)に当たる、というぐらい。つまり1クラスに数人、というかなりの高確率で存在しています。

 

 
ひたらく言うと、すとぷりは、ネットから発生した男性の歌手グループ。メンバーは全員生身の男の子たち(うち一人は性同一性障害で、体は女性 心は男の子)なのですが、素顔は公開しておらず、素顔の代わりにアニメ化されたキャラクターを各自のアイコンとして使用しています。
 
彼らの素顔はファン向けの本にも載っていないし、握手会の時ですら隠されていて(握手会中もずっとマスク姿)そのお顔が唯一拝めるのはライブに行ったファンのみ、ということのようです。(これは我が子からの伝聞のみ情報なので間違っていたらごめんなさい。
 
しかし今や、すとぷりライブのチケットは超超プレミアチケットになっていて、特に地方公演のチケットを手に入れるのは至難の業。
 
これだけ有名なのにテレビへの露出も全く無く、顔が隠されたままの彼ら。
うーん。。神秘的ですね。
 
 
 

すとぷりを追いかける我が子。。。。これは昔の私だ!


我が子も、このすとぷり大ブームに乗っかっていて、日々、大いに熱中しています。

それを見て母は、遠い昔の我が身を振り返らずにはいられない。


何故なら彼女がやってる事は、まさに自分が30年前、聖飢魔IIファンとしてやっていた事と、媒体は違えど、ほぼ同じくだから、です。

 

 

CDを買って擦り切れるほど聞くとか。
彼らが出演したラジオを聞くとか、遠方のファンと交流するとか。
彼らを題材とした二次創作をし、ファン同志で見せ合うとか。
グッズを通信販売で買うとか。(送料がやたら高い。)  


その昔、ラジオや同人誌、郵便だったものが、
ネットに移っただけで、やってることは昔も今も、一緒じゃん!


すとぷりも聖飢魔IIの共通点といえば、素顔を公開せず、代わりにデザインされた顔を
アイコンにしているところ。これが「素顔が見えないゆえの神秘性」「二次創作の作りやすさ」に繋がっているのかもしれません。


すとぷりは、しょっちゅう24時間ラジオ放送とかをやっていて
娘は夜中に起きて聞いたりしているのですが
その昔、毎週月曜日 午前1時~3時まで
デーモン小暮オールナイトニッポンを聞いていた母に
そんな娘をとがめる権利があるだろうか。。。。。いやない。(反語)


まあなにはともあれ。
塾やら部活やらで、朝から晩までやたら忙しく、
体の成長も著しく、テストはしょっちゅうあるし、
人間関係は複雑だしで、何かと苦労の多い中学生。

そんな彼女らが「これを聞けば元気になる!」と思えるものがあるのは、
やっぱり大変良いことだと思います。

 

 


聖飢魔IIの皆さんは、今は人間の姿となって(閣下を除く)
往年のファンたち相手にライブ活動を続けていらっしゃるようですので、
すとぷりのみんなも、20年30年後は、
素顔公開して、今よりオトナの男性になってて、
オトナになった娘たちの前で
しっとりしたオトナの歌なんか歌っているのかも。

 

突如としてティーンの間に巻き起こったすとぷり大旋風。
とりあえず今後の動向に目が離せません。