小さい子供向け絶対音感トレーニング どんな楽器を習わせるべき?

親子で絶対音感ホルダー(私、子供二人)のうみっくすです。

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以前のブログで、絶対音感を得るためには、音楽を好きになり音楽に親しむ音楽に触れる機会を増やすため楽器を習わせる)ことが大事、とお伝えしました。

 

 

umix.hatenablog.com

 

では今回は、どんな楽器を習わせるべきかというお話です。

 

結論から言います。

 

絶対音感の獲得を第一目標にする場合、最初に習う楽器は子どもが叩くだけでちゃんと正しい音が出る楽器にするべきです。

 

つまり、ピアノエレクトーンのみです。

 

 

うちは家にピアノやエレクトーンを置くスペースが無い。。。。。バイオリンとか ギター なんかどうかな?

 

と考える方もいらっしゃると思います。

 

しかし弦楽器は正確な音にチューニングしてあげないと正しい音は出ません。また、チューニングを正確に行ったとしても、正しい弾き方をしないと正確なドレミは出ません。正確なドレミを出せるようになるには、正確なドレミをピアノやCD,チューナーななどで聞き込んでそれを弦楽器で再現できるように訓練する必要があります。

 

ちなみにこれは管楽器にも当てはまります。管楽器は「ドのキー」を押さえただけでは正しい音が出ないのです!正確な息の出し方、口の形ができていないと正確な「ド」の音が出ません。


そこで、吹奏楽部に入って、楽器を練習し始めた子供たちは、チューナー片手に正しい音を出す練習に多くの時間を費やします。ある程度練習すると正しい音の出し方を体得し、いつでもきれいな音で吹けるようになります。この練習がしっかりできていないと、例えば、2台のトランペットで「ド」の音を吹いた時、この「ド」の音がバラバラ、ということになります。

 

また、管楽器で練習を繰り返し正確なドレミを再現できるようになったとしても、それは長時間の訓練によって体得した演奏技術であり、必ずしも絶対音感の耳を獲得したわけではない、という可能性もあります。

 

つまり、弦楽器や管楽器でも、絶対音感を身に付けることは不可能では無いのですが、手軽な鍵盤楽器と異なり、長時間の地道な練習をしない限り絶対音感は身に付かない、ということになります。

 

したがって、絶対音感を効率的に短時間で身に付けたい場合は、ピアノ・エレクトーンを習うのが一番の近道と言えます。

 

ピアノ・エレクトーンを習うとなると、楽器購入も視野に入れなくてはなりませんので簡単な決断ではありません。しかし電子ピアノでしたら比較的性能の良い中古品を、メルカリ等で安価で手に入れることができます。

 

ひとまず、性能の良い中古の電子ピアノを最安値で購入→その後、本格的に練習したくなったらピアノやエレクトーンの購入を検討する (中古で買った電子ピアノは売却)という手順でしたら、出費を最小限に抑えることができます。

 

昔に比べて、ピアノやエレクトーンを習うハードルはかなり低くなっていると言えるのではないでしょうか?

 

 

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