絶対音感を身に付けるためには、基本的な長調短調をマスターすることが必須です

子どもさんに絶対音感を身に付けさせたい親御さんに贈る

絶対音感シリーズ。久々の更新です。

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これまでの記事で、子供に絶対音感を付けさせるためには

 

  • 音楽を好きになってもらう
  • 音楽に触れる時間を増やす(できればピアノを習わせる)
  • ドレミでいっぱい歌を歌ってあげる

と書きました。

 

ドレミで歌を歌ってあげるのは、今は結構簡単です。 

Youtube にも絶対音階トレーニング用コンテンツはいっぱいありますし、ドレミで歌っている童謡CDも販売されています。

 


童謡を聞くだけで音感が身につくCDブック メロディがドレミで聞こえるようになる! (CD付)

 

こんなCDも利用できます。 


音感ドレミファソラシド

 

 

ハ長調7音(ドレミファソラシ)だけでしたら、ピアノを習わなくても、自宅で親でも指導可能です。絶対音階を指導している幼稚園もあるようです。(つまり音楽の専門家で無くても指導は可能。)

 

これでハ長調は何とかマスターできると思います。

しかし!問題は黒鍵です。

 

シャープとフラットを習得する為には、ヘ長調ト長調等、複数の調に親しみ、黒鍵の音を覚えて聞き分けられるようにならないといけません。

 

これを親が教えるのはかなり大変。

やはりプロのピアノ教室の先生にお願いするのが良いかと思います。

 

ピアノ教室は大きく分けて4つ。

 

  • 大手ピアノメーカー系グループレッスン(ヤマハ、カワイ等)
  • 大手ピアノメーカー系個人レッスン
  • 個人運営ピアノ教室 個人だけど月1ぐらいはグループレッスン
  • 個人運営ピアノ教室 個人レッスンのみ

大手ピアノメーカー系、個人、どちらのピアノ教室を選んだとしても、基本的な長調短調は数年のうちに教えてもらえます。

 

一般的に、月謝はピアノメーカーの教室のほうが高額。個人運営の教室の方が安いです。(もちろん月謝が高い個人の先生も沢山いますよ!)

 

ピアノメーカー系の教室は指導法がきっちり決まっているので、どんな先生にあたったとしても一定水準の指導が保証されていて安心です。ただし決まった指導法から外れたことはしないので、例えば、自分の子供がずばぬけてピアノが上手いとか、逆に普通の子よりピアノの上達が遅い場合、それに合わせてレッスンの速度を変えてくれることはありません。

 

グループレッスンに入る場合は、自分の子供の状況を見極めて、合わなければすぐに辞めて個人レッスンに切り替える、という心構えが必要だと思います。

 

個人の先生については、とにかく優しくて褒めてくれる、ピアノを好きにさせてくれる、子どもと相性が合う先生を探すことが一番だと思います。しばらくは子供のレッスンに付き添い、相性が悪そうだったら早めに辞めて別の先生を探す、という覚悟が必要です。

 

また、個人の先生の場合は、レッスンを始めるにあたり、親としてピアノ教室に期待していること、目的をしっかり伝えるべきでしょう。例えば以下の通り

 

  • 絶対音階を身に着けさせたい。シャープフラットを含め音を聞き分けられるようにしてほしい。基本的な長調短調をしっかり教えて欲しい。
  • 小さい時は、ピアノを好きになることを第一目標にして教えて欲しい。
  • 子どもが楽しく弾けるような曲を選んで練習させてほしい。

 

など。

こういうリクエストを聞いてもらえないようなら、別の先生を探しても良いと思います。

 

ピアノ教室でのレッスンをスタートさせたなら、絶対にやって欲しいのは

基本的なピアノ練習曲は家でしっかり流して、曲に親しんでおく

ということです。

 

知らない曲を練習させられるのと慣れ親しんだ曲を練習するのでは、練習の楽しさが全く違ってきます。今はYoutube でどんな曲でも大抵聞くことができます。

 

さらにAmazon Unlimited で、練習曲を聞くのも本当にお勧めです。

同じ練習曲でも、弾く人が違うと全然異なった演奏になることがわかります。

 

 

AMAZON Unlimited はピアノ曲が大変充実しているので、私の周りのピアノ好きにはUnlimited ユーザーが多いです。一定期間無料で試せるので、ひとまず試聴をお勧めします!

 

 

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