コロナ対策★自宅勤務となって良かったことと悪かったこと

将来の覚書として、コロナ感染拡大に伴う在宅勤務についての感想を少々書きたいと思います。我が家の子どもは現在、小学校高学年&中学生です。#おうち時間

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コロナ感染対策のため、3月初旬から学校が休校に

 

2020年3月。

コロナ感染対策のため、日本中の学校が突如として全国一律休校に。

数年間、ジジババの強力な子育てサポートのもと、なんとか共働き生活を維持してきた我が家ですが、

  • 子供たちがお留守番しても安心な年齢になった
  • おじいちゃんおばあちゃんがコロナ感染した場合は命に係わる

ということで、
休校と同時に、ジジババ育児サポートを突如卒業することになりました。

育児サポートを失った私は

1日中子供たちだけで朝から夜まで留守番をさせる

という決断はできず、この日を境に自宅勤務の頻度を増やしていきました。学校休校の時点から自宅勤務を許可してくれた、会社・同僚・上司には、感謝しかないです

緊急事態宣言が出るまで自宅勤務が許されなかったとしたら、仕事を辞めるべきか真剣に悩んだと思います。

  

自宅勤務になって良かったこと 

通勤時間が無いため、朝早くから仕事ができるようになった

通勤時間が無いため、通常よりも1時間早く仕事を開始できるようになりました。

それまで、子どもたちの夏休みや春休みに中は、毎朝5時台に起きて、朝ご飯・お弁当・晩御飯を作り、食器や調理器具を片付けてから出勤する生活でした。

もちろん朝からぐったり。

しかし通勤時間が無くなったことで、

→ 1時間早く仕事を開始し、1時間早く仕事を終了できるようになった

>→ 仕事終了後、夕食を作る時間ができた

→ 朝のうちに1日分のご飯を作る必要が無くなった

このように、随分楽になりました。

塾の送迎ができるようになった

緊急事態宣言発令前まで、うちの子が通う塾では、通常通り授業を行っていました。

この塾は、歩いて行くには少し遠い場所なので、親の送迎もしくは公共交通機関の利用が必須なのですが、自宅勤務のおかげで業務開始時間が早くなったため、日常的に塾の送迎ができるようになりました。

子どもと一緒にお昼ご飯が食べられるようになった

朝お弁当を作っておいて、お昼に近くの公園でランチしてみたり、一緒に簡単ランチを作って食べたりして、ランチタイムに子どもと時間を過ごせるようになりました。
(3月初旬は親子でファミレスランチもしてました。)

1日中会社に居た時は、平日子どもと過ごす時間がとても限られていたので、これはやはり嬉しかったです。

子ども達がお手伝いできるようになった

普段は、習い事、部活、宿題でいつも忙しい子ども達ですが、ほぼ全ての「やらなきゃいけないこと」 が無くなり、圧倒的に暇になった結果、お手伝いができるようになりました。

子ども達のお手伝いモチベーションをあげるため、今現在、私はお手伝いを「バイト」と呼び、子供たちにはバイト代(お駄賃)を渡しています。この効果はてきめんで、毎日のんびり過ごしている子供が、毎日バイトの時間になるとシャキッとして働いています。まるで自分の大学時代を見ているようだ。

子供たちのお手伝いは、働く母にとっては何よりもありがたく、お手伝いのおかげで、私のストレスは本気で激減しました。

我が家はこれまで、おばあちゃんがかなりヘルプしてくれていたので、私が毎日やるべき家事は、おばあちゃん帰宅後に使った食器の始末・洗濯・お料理ぐらいでした。

しかし、これだけでも、毎晩、帰宅後、私以外の家族が、思い思いに動画見たりテレビ見たり趣味にでかけている中、自分一人で、せかせかかと家事をしている状態は「なぜ家族の中で私だけが、こんなに忙しく立ち働き続けなければいけないのか」という憤りと常にセットで日常的に不公平感を感じ、本当に苦痛でした。子供たちのお手伝いのおかげで、このような不公平感は消え去りました。

家事に報酬を払う、という教育方針については異議を唱える意見もあるかと思いますが、私は家事労働は「無償でするべき当たり前の仕事」とは思っていないし、子供たちにも、これを機に「家事労働とは何ぞや」ということを少しでも考えてもらえれば嬉しいです。

自分の睡眠時間が増えた

時間にゆとりができたので、睡眠時間が増えました。

自宅勤務になって悪かったこと

悪かったことはあまり無いのですが、強いて言えば以下ぐらいです。

通勤が無いので運動不足が深刻。

昼休みに少し散歩、日用品の買い出し、自宅筋トレなどで運動不足を補っていますが、圧倒的に足りない。

家族以外と面と向かって話をしなくなった

もともと私はコミュニケーションが上手ではなく、面と向かってのコミュニケーションにはたくさんパワーが必要なタイプ。人と話す機会が減ったため、コミュニケーションに対するハードルが上がった気がします。

 

在宅勤務・テレワークについて思うこと

テレワークは仕事と育児の両立に役立つ

働く親にとって、本来通勤に使っていた時間や、昼休みを、家事育児に使える、というのは本当に大きいです。たとえば、1日3時間しか働けなかった主婦が、テレワーク導入により5時間働けるようになったりする可能性は高いです。私の会社に限らず、今後コロナが収束しても、労働者がテレワークできる環境は残しておいて欲しいものです。

テレワークは感染症に強い

ほんの少しだけ体調が悪いが、なんとか会社に行けるレベルの体調不良の時、有給休暇を使ったり、仕事に穴を空けるのは抵抗があります。しかし家で働くという選択肢があれば、仕事は遂行できますし、会社の同僚に病気を移すリスクも無くなります。私は、子供からインフルエンザをもらったことが何度もありますが、自宅勤務の環境があれば、解熱後、すぐ復帰できます。私の経験だと、インフルの場合、2・3日休めばテレワーク業務に戻れます。

小さい子どもの面倒を自宅でみながら、テレワークは無理

これは多くの人が言っているし、私も絶対に同感なのですが、自宅で小さな子供を見ながら仕事をする、というのは難しいです。テレワーク組にも保育園・学童保育(および病児保育)は絶対に必要だと思います。

  

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子どもの声が少し聞こえても気にしない文化になってほしい

私は、海外の同僚達と電話会議をすることが良くありますが、相手が自宅に居る場合、子供の声が聞こえる、ということは日常茶飯事です。しかし、誰も気にしません。(もちろん家で遊んでいる子供の声が聞こえるだけで、子供に会議を妨害されることは無いです。)

お客様との商談・対応中に子どもの声が聞こえるのはさすがにまずいと思いますが、今回のコロナ騒動を機に、社内オンラインミーティングであれば、子供の声が多少聞こえても気にしない文化が広まって欲しいと思います。

↓大好きな動画です。

 

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