子供に絶対音感を習得させるうえで質の低い楽器おもちゃは禁物

我が家は親子3人(母親の私・子どもたち)が絶対音階ホルダーです。

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今回は、ふたりの子供に絶対音階を身に付けさせた経験から、子供に絶対音感を習得させるためには、質の低い楽器おもちゃの購入はやめるべき、というお話をしたいと思います。実際におすすめの楽器おもちゃについても、あわせてご紹介します。 

絶対音階をつけるためには、ピアノ学習が必須

以前の記事で、絶対音感レーニングをするには、ピアノ学習は必須と書きました。この目的は以下の通りです。

ピアノを習わせる目的 

  • 正しい音階(ドレミ)に触れる機会を増やす
  • 調号(ハ長調ト長調など)を覚えて、黒鍵に親しませる
  • ピアノをいっぱい弾いて上手になり、ピアノや音楽が好きになってもらう

今回は、正しいドレミに触れる機会を増やすということについて、お話します。 

正しい音をいっぱい聞くと、正しい音を覚える 

絶対音階を身に付ける上で、最も重要なのは、ドとはどんな音か、レはどんな音か、を正しく知ることです。 そこで、正しいドレミが出る楽器を家に常備し、いつでも子供が弾けるようにするということが絶対に必要となります。 世の中はいろんな曲、いろんな楽器、いろんなドレミがあふれていますが、実はドレミの音は、楽器や楽曲により、少しずつちがいます。 

例えば「どんぐりころころハ長調」を youtube で探してその動画に合わせて同じようにピアノで弾いてみてください。同じドなのに、ドの音が微妙に音がずれていることがあります

小学生が必ず使うリコーダーのドレミも、実は、ピアノのドレミと聞きくらべると、微妙に音がちがいます。絶対音感ホルダーは、小学校で、リコーダーとピアノの合奏を聞くと、音がずれているため、違和感を感じます。 プロのリコーダー奏者がピアノ奏者と合奏をする場合は、ピアノの音に合うようにチューニングをしっかりと行ってから演奏をしているはずです。

そしてここからが超重要です! 

子供用の楽器おもちゃ(ギター、木琴、鉄琴、ピアノ、笛など)には、ドレミの設定が適当なものが数多くあります。お子さんに絶対音階を身につけさせたいと思っている方は、楽器おもちゃを買う時、ドレミ設定のひどいものを購入しないよう注意が必要です。

 
子供用楽器おもちゃの選び方

実店舗で購入する場合:音をならしてチューナーで確認する

実店舗で実際におもちゃに触れて確認できる場合、実際に音を鳴らしてチューナーでチェックするのがおすすめです。チューナーは目盛りで音のピッチ(音程)が表示されるため、音楽未経験者でも簡単に音がチェックできます。音楽の経験がある方なら、こんな感じでチューナーを使い耳で確認することもできます。

youtu.be

うーん。さすがKawai トイピアノはピッチ完璧ですね。kawaiのピアノは、Youtuber の、かてぃんさんも演奏で良く使用されています。なお、チューナーは、携帯で無料アプリがダウンロードできます。市販されているチューナーには、メトロノーム機能がついているものが多く、メトロノーム付きチューナーは、ピアノ、管楽器、ギターなどあらゆる楽器演奏の練習に使えます。一生を通じて長く使えるアイテムですので、お子さんにピアノを習わせる予定がある方は1つ購入しておいても良いかと思います。

 

 

 ネットやメルカリで購入する場合:ピアノメーカーのおもちゃを選ぶ

実際に購入するおもちゃを触って確認することができない場合、信頼できる楽器メーカーのおもちゃがおすすめです。私が実際に買ってよかったのは河合楽器のピアノ、シロホンです。河合はショパンコンクール等、世界のコンクールや音楽シーンで採用されるほど質の高いピアノを制作していますので、おもちゃの音質にも手を抜いていません。

 

 

 

いかがでしたか?

絶対音感がつくと、いろんな音楽を耳コピできるので大変楽しいです。絶対音感レーニング、ぜひともトライしてみてくださいね。  

 

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